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新入会員 座談会

◆座談会テーマ、出席者等
テーマ: 新入会員が大凧への思いを語る
日時: 2006年11月19日(日)10時〜10時30分
場所: 相模原市新戸 某事務所
参加者: 加藤勝雄氏、尾方馨氏、関満氏
司会: 西山正美氏、 記録: 谷口敬介

(上の写真をクリックすると拡大します)
◆出席者
加藤勝雄氏 尾方馨氏 関満氏
◆開会あいさつ

司会:今日は新戸大凧保存会の入会5年以下の新入会員座談会です。有志3名の方に集まってもらいました。これから皆さんに大凧との関わりや良さなどを話し合っていただきたいと思います。では始めます。

◆入会の動機

司会:最初に、皆さんの年代、ご職業、入会時期、入会のきっかけ等を聞かせてください。

関 :私は30代後半の大工です。2年前に入会しました。子供サッカーの父親の飲み会で保存会の安藤雅博さん、七戸博さん等から「これで子供サッカーも終わりだし、凧をやらないか」と誘われて、ここにいる尾方さんと一緒に入りました。

司会:大凧は知っていましたか。前から入会したいと思っていましたか。

関 :凧が揚がっいるのは見たことがあります。まさか自分がやるとは思っていませんでした。簡単なノリで入りました。簡単に参加できるとは思っていませんでした。

尾方:私は40代前半の会社員です。2年前、私も酔った勢いで入りました。(笑) 凧を作っているのは知っていました。誘われるまで、やってみようと考えたことはありませんでした。

加藤:50代の会社員で、もうすぐ定年を迎えます。5年前に入会しました。保存会の川崎喜代治さん、柴田一男さんが近所で、子供は小さい時から一緒に遊んでいました。その頃から大人も一緒によく飲んでいました。子供が大きくなって、「お前も入れ」と言われて入りました。(笑) 昔から彼らが大凧をやっているのは知っていました。しかし自分から手をあげて参加希望しても「お前なんかが俺たちと一緒に出来る訳ないだろう」と言われるものと思っていました。別な世界だったと思います。入会して判ったことは地元以外の他所から来た人が多いことです。

司会:昔は地元の消防団OBが凧をやっていました。特別な人の集まりということで、地元でも他の人は近づきにくい雰囲気があったと思います。しかし凧をやる人が少なくなって、特に保存会ができた15年前ぐらいから、他所から新戸へ来た人も参加するようになりました。当初は他所から来た人を大事にしていましたが、人が増えてきて途中からどうでもいいや、となりました。(笑)

◆大凧保存会の役職

司会:大凧保存会の役職についている方がいれば、その内容を聞かせてください。

加藤:私は1年前から地区連絡員をやっています。会員登録しているだけで現場に出てこない人が少なくありません。これで良いのかなと思います。年の初めに会費徴収に行くことがつらいです。(笑)

司会:会員の半分が活動に参加していません。仕方なく入っている方もいますが、お年寄りなど体が動かなくて善意で会費を納めてくれる人もいます。もちろん退会することは可能です。

◆大凧の面白さ

司会:大凧の面白さについて聞かせてください。

加藤:健康的で良いなと思います。日曜日はやる事がなければ家でテレビを見ているだけでした。今は、春の製作の時には毎週グランドで鼻水たらしながら楽しくやってます。(笑)

尾方:凧は一年中やっているのでなく、3ヶ月やっているだけです。最初に思ったのは、こぜ縄巻き等、何も考えずにひたすら集中して縄を巻くことです。仕事も家族も忘れて皆と一緒に作業します。疲れますがこんな経験は初めてです。これが良いと思います。また色々な人と知り合うことができました。

関 :元々、こういう事が好きです。8割方は参加しています。自分で参加して作った大凧が空に舞う、それだけの魅力があります。

加藤:会員の顔と名前が一致しません。名札を作ることはできませんか。

司会:以前から要望が出ています。幹部も皆の名前が判らなくて困っています。一度作ったけど長続きしませんでした。

◆大凧の難しさ

司会:大凧の難しさについて聞かせてください。

関 :割と(作り方が)雑っぽいですね。(笑) 作ってて、この程度で良いのかなと心配もしました。しかし、あまりきちんと作ってもダメだし、少し逃げがあった方が良いのかなと思います。

司会:これでも昔に比べてきちんとした方です。昔は紐の結び方など、勝手にやれって感じでした。

関 :大勢の作業をまとめることが難しいと思います。麻紐の太さの選択や結び方など、人それぞれの(作り方の)意見が違います。

尾方:私も何回か違う作り方を教えられました。(笑)

司会:幹部もやり方が違います。紐の結び方などは作り方資料を準備して作業前に会員へ配ることを計画しています。

◆大凧の思い出

司会:今までの活動で特に思い出に残ったことがあれば聞かせてください。

加藤:字書きです。塗る時に足の裏に塗料がついて一週間とれませんでした。(笑)

尾方:やり方で何回も怒られたことです。(笑) 字書きで綺麗に塗ろうとすると、「流れるように塗らなくてはダメだぁ」と叱られました。また大凧の骨組み作りの時に紐結びがいつ終わるんだろうと心配になりました。(笑) こぜ縄巻きも大変でした。

司会:機械を使って巻いている地区もあります。新戸は伝統的な作り方にこだわっています。(笑) 均等に巻くため、力の入れ方が難しいですね。

関 :最初に参加した年(2004年)の5月の大凧まつりは風がありませんでした。風が無いのに何回も(揚げるため)引っ張るので、大凧を元の位置まで持ち上げて戻すのが重くて大変でした。(笑)

司会:新戸では風が弱いのは普通です。揚がらなくてもやるので、お客さんが喜んでくれます。(笑) 

関:昨年(2005年)は大凧が壊れてから修復するまでのプロセスが良かったですね。お客さんも作業を見ることができて喜んでいました。

◆大凧保存会への期待

司会:保存会への期待を聞かせてください。

加藤:大凧まつりでは、大凧揚げの他に芝桜や座間の出店のような見世物があると良いですね。他の団体の協力が必要です。見世物がないと、お客さんは大凧を見ただけですぐに帰っています。

関: たしかに他のイベントがあると良いですね。凧を揚げない時に間を持たすことができます。今のお客さんは揚がらなかったらすぐに帰っています。

尾方:ここ数年(大凧まつりが)テレビで取上げられています。会社の福島工場に出張した時、福島のテレビに大凧まつりに参加していた自分が写っていたと聞いてびっくりしました。(笑) 有名なんだなと思いました。多くの人が注目しているし、ホームページ以外でも日本一の大凧をマスコミ等に宣伝してはどうでしょうか。

関 :期待はよく判りません。毎年毎年しっかり作っていきます。幹部が方向を決めてください。我々はついて行きます。(笑)

司会:ありがとうございました。皆さんからの要望は検討していきたいと思います。これで本日の座談会を終わります。お疲れ様でした。
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